メダカを飼う

メダカを飼って三年になります。

今回はメダカを飼うきっかけや、飼ってよかった事、注意点などをまとめてみたいと思います。

 

もし、飼ってる方は、「絶対に買っておいた方が良いと思う観察器」の所だけでも読んでみてください。すでに観察されてる方はすみません。

 

目次

 

メダカを飼うきっかけ

時期

娘が小学校一年生になった時、そろそろ生き物の命を大切にすることを経験してもらいたいと思いました。

 

娘は比較的動物を怖がらずに触ることが出来たので、小さな犬や猫、柵の中にいるヤギなどには接することが出来ました。

 

環境

しかし、我が家は賃貸のマンションに住んでおり、ペット不可の環境でした。

 

実は母親である私があまり生き物が得意ではなかったので、自分に負担がかかるものも無理があると思っていました。

 

なので飼える生き物が制限されてきます。

 

飼う条件

身近な生き物・手軽・格安・近所に迷惑が掛からない・においがないもの

などでしょうか。

 

リスや、金魚や、昆虫類など考えた末に、試しにメダカを飼ってみることにしました。

 

メダカを飼う準備

水槽

まずは水槽ですが、子供が手軽に観察できるのが目的なので、エアーポンプのようなものはつけずに、一番簡単な虫かごにも使えるタイプの水槽を二つ購入しました。

二つというのは、水替え用に結局二つになったのですが、初めは一つから始めました。

 

 

人工水草

そして意外と簡単に卵を産んでくれるので、忘れずに水草を入れてください。

 

 

私は、メダカが簡単に卵を産んでくれることを知らなかったので、初めは水草を入れずにただ飼っていたのですが、5月くらいから水温が温かくなるとメスは卵をたくさん産んでくれます。9月くらいまでは卵から産まれて育ってくれます。

水温と関係しているらしく、水温が26度より温かいと卵が育つようです。

うまくいくと、かなりの数の赤ちゃんメダカが出てきますよ。

 

おなかについたまま泳いでいるのですが、水草などがあるとその水草の間を泳いで、草に卵をかけていきます。

 

スポイト

注意することは、卵が水草についているのを見つけたら、水彩画などで使うようなスポイトで卵を吸い取って別の容器に移した方がいです。

 

しばらく放っておいたら、メダカは卵を食べてしまいます。私の感覚ではかなりの確率で食べられてしまいました。

それが自然の摂理といえばそうかも知れないのですが、なかなか厳しい世界です。

 

 

 

絶対に買っておいた方が良いと思う「観察器」

そして、吸い取った卵を私は、たまたま娘が保育園の時に運動会で参加賞としていただいた「昆虫観察器」に入れたのですが、それが想像以上の感動が得られたんです。

実はこれが一番おすすめなんですが、

ここにメダカの卵を移します

この中に卵を移します。

本来はこの中に昆虫を入れて、昆虫の体を観察するものらしいのですが、メダカの卵を入れておくと、上と下にレンズがついていて拡大で見えるので、卵の中で赤ちゃんメダカが日々成長し、メダカの形に変わっていく様子を見ることが出来ます。

 

卵の殻を破って、頑張って出てくる様子も見ることが出来ます。

 

小さな生命の神秘を意外と手軽に感じることが出来るので、ここに移す事が一番のおすすめです。

 

赤ちゃんメダカの餌を買う

赤ちゃんメダカは、体が小さいので大人用のえさだと食べられないようです。

なので大人用のえさを小さくすりつぶしたものでも食べてくれましたが、結構大変だったので、稚魚の餌として販売されているので、赤ちゃんが出てきたら購入しておくといいと思います。

 

生まれて1日2日は、自分が出てきた卵の殻を食べているようで、2日目くらいからあげてました。

 

 

メダカを買う

メダカはたくさんの種類があるようなのですが、同じ種類でなくてもどんどん増えていくので、好みの色などで選べます。

 

私の個人的な感じでは、大きさがあまり違いすぎるとなかなか仲良くできず、という事もあるように感じました。

 

水替えなどの日々の手入れ方法

大人のメダカだけの時期

私はメダカの数が増えても、そのまま小さめの同じ水槽で飼い続けているのですが、どうしても自然のものなので、適性の数まで自然に減っていくように思います。

 

寿命も1年から3年とそんなに長くないので、残念ながら命を落としてしまうこともあります。

 

そしてその場合はすぐに水が濁ってしまいますので、すぐに気づくことが出来ます。

 

普段でも数日おきに水を(私の場合は水槽を)入れ替えています。

 

水替えの頻度は、水槽に対してのメダカの数で違うように思うのですが、週に一回か二回程度で入れ替えています。

方法は同じ二つの水槽を使って、一つの水槽に水をためてそのまま数日置くことで「カルキ抜き」をしています。

小さなタッパでメダカをすくって新しい水の入った水槽にメダカを移すことで水替えとしています。

 

古い水の入った水槽は、ざっと水洗い程度にスポンジでこすってきれいにしてから水を入れて数日おいてます。

 

この時期はそんな水替えの方法をとっています。

 

赤ちゃんメダカがいるとき

メダカは卵も食べるのですが、なんと!赤ちゃんメダカも食べてしまいます。

なので、大人のメダカの大きさの半分くらいの大きさになるまで同じ水槽には入れない方がいいです。

 

知らずに一緒にしてしまったことがあり、赤ちゃんメダカの大きさも目視しやすいくらいになっていたので、大丈夫かなと思って、3匹の赤ちゃんメダカを3匹の親メダカの水槽に入れたら2時間後には1匹だけの赤ちゃんメダカが何とか隠れていてくれてといったこともあったので、水槽は一か月か2か月は別にしていた方が良いと思います。

 

そして、私はその時の水替えは、小さなビーカーみたいな瓶にメダカをいったん移して、水槽を洗い、2リットルの空のペットボトルに水をカルキ抜きしておいて、その水を洗った水槽に入れてメダカを入れてます。

 

「カルキ抜きハイポ」といった物もあり、2リットルの水に1粒の透明の石のようなものを入れると30分程度でカルキ抜きが出来るので、暖かい日などは、水槽に水を入れてベランダで水温を温めながらカルキを抜いてメダカを戻すこともあります。

 

あると便利な小さな瓶

私は小さなガラス瓶を赤ちゃんメダカを育てる用と水替えの時にいったん移すようと利用しています。

 

一時移しておく用の入れ物はタッパでも良いと思うのですが、 卵からかえったばかりの赤ちゃんメダカが大きくなっていくときに、同じ大きさの水槽ではメダカが小さすぎて見えなかったので、小さなガラス瓶に入れるとかわいくなりました。水替えもスポイトで水を吸いだし、カルキ抜きした水を入れなおす感じです。

 

ちなみに卵の時は水道水で大丈夫のようです。

 

まとめ

賃貸でも、もちろん一軒家でも、部屋で簡単に飼育できるメダカ。

今からの季節が比較的卵が育ちやすいので、ぜひこの機会にチャレンジしてみませんか。

その際はぜひ「観察器」で卵の中で生命が誕生するところを観察してみませんか?