保護者の活動と人間関係(地区委員を経験して)

今年度も残すところ数週間となりました。

 

今回は小学生の子供を持つ母親として、登校班の意義について考えてみました。

 

また、後半ではこの一年登校班を見守った感想とメリットデメリットも考えてみました。

 

 

登校班について

1.登校班とは

子供たちが学校へ登校する際、同じ地区に住んでいる子供たちが決められた場所に集合して、最上級生が下級生を安全に決められた通学路を通って学校まで連れていく。小学校で登校班での通学をしているところもあれば、個別の自由登校をしているところもある。

 

2.登校班の管理元は

私たちの小学校では、登校班の管理は学校ではなく保護者の管理。

いわゆるPTA活動とは別に地区委員という活動があり、その地区委員に選ばれた保護者が管理をする。

 

3.地区委員の意義とは

私たちの地区委員の存在意義は、集合場所から学校までの子供たちの登校時の安全。安心・安全の環境づくり。

 

4.地区委員の活動内容は

・登校班のルールの徹底

 集合時間、集合場所、出発時間、遅れる際の連絡方法、通学路その他の周知

・保護者全員参加の横断歩道等での旗当番の徹底。

 当番表を作成、出来ないときの振り替え等のルール説明など

・登下校時の問題点改善 

 子供たちがご迷惑をかけた時などの注意

・「こども110番の家」登録協力のお願い、挨拶

 その地区のお店や会社さんに、登下校時子供たちが困ったときの対応をお願いする。

 トイレをお借りしたり、学校への連絡

・その他、リサイクル活動などをしているところもあるらしい

 

地区委員について

1.地区委員をやってみた感想

 くじ引きのようなもので決まった地区委員。私の地区は子供たちは多いということもあり、4人ですることに。

感想としては、とても大変で面倒で、今の体制ならばしない方が良いというもの。

またするならば一人体制もしくは二人体制くらいがよいと思いました。

 

なぜなのかというと、この四人でするというのが問題で、それぞれの価値観や能力が違う。

いろいろな問題点、改善策の周知のため文書を全保護者に見てもらうことも多く、私の地区ではLINEで登校班づつグループ登録してもらい一斉送信するが、その一つ一つに対して価値観が違うのでとてもやりにくい。

女性の複数人というのは集まると無駄に長く、PC作業をしない人の方が口だけ参加する形になるのでとても面倒。

もともと知らない者同士なので、仲良くなる場合もあるけれど、意味もなく嫌いになることも多い。

女性の場合、前年の経験したものが口出すことも多く、その兼ね合いも大変だが、個人的な優遇等を求めるやり取りやそれに応じる姿が平等性に欠ける。

もともと知らない人なので、別に集まって悪口を言うほど相手のことも知らないけれど、結局はそういう話になったり、引継ぎの際に意味のないよそのお宅の事情の話をする人もおり、複数にするとそれが広がるので環境的にもよくない。

知らなくてよいことは知らない方が良いですよね。

世の中、そんなに綺麗な人ばかりではないのが現実で、見なくてよい現実を見ることになります。

 

2.メリット

子供たちの安全を守れる。

また 子供たちの成長を感じることができる。

1年間、地区の活動に少しだけ参加することができる。

 

3.デメリット

感想でも書いてますが、仕事・家庭・学校・それ以外で味わう余計な人間関係。

おそらく集まった人次第ですが、自分と価値観が合わなかったら最悪ですよね。

 

 

以上、小学校での保護者の活動として少しでも参考になれば、、、

 

PTA活動が任意の時代です。

子供たちにとって徒歩通学は大切な時間ですが、それによって大人たちがぎくしゃくするものおかしい話ですよね