補助輪なし自転車の練習

暖かくなってきました。

 

一年くらい前のこんな季節に、思い立って娘の自転車を買いました。

 

小学二年生にしては少し小柄の娘は、自転車に乗りたくてもなかなか買えずにいたのです。

 

小さい自転車を買っても、すぐに大きくなるし、せめて18インチの自転車に乗れる身長になるまでと買うのを渋っていました。

 

自転車を持っていなかった娘は、遊びに行った公園などに補助付きの自転車のレンタルがあれば乗る体験をしてみる程度しか自転車に乗ったことがありませんでした。

 

といっても小学二年生。

 

今更補助をつけて新品の自転車を買うのもなぁと思い、思い切って18インチの補助を外した形で自転車を購入しました。

 

さて、購入した日、どうやって練習しようと悩んで、いろいろと調べてみました。

 

よくお見掛けする練習方法として、後ろを大人が持って、転ばないように支えながら自転車に慣らしていく方法。

 

これって意外と親の方が体力奪われるので、私には厳しいなぁと思っていました。

 

次に考えたのが、たまに見かけるペダルも補助輪もついてないバランスバイクでの練習。三、四歳の小さな子供たちも楽しそうに上手に乗ってる姿。

最初から補助を体験しない方がスムーズに補助なし自転車になれるという物。

 

結構小さい子供たちもチャレンジしているのを目にするので、娘にはその乗り方を体験させることにしてみました。

 

普通の補助なし自転車なのですが、

まずはじめに、ペダルを気にせず、またいで歩いてみよう。

 

意外と簡単にクリア。

 

次にサドルにお尻を置いて歩いてみよう。

 

これも簡単にクリア。

 

次に、サドルにお尻を置いたまま、足の着地を少しづつ伸ばしていくことにチャレンジ。

 

歩くがトントントンのリズムならば、ポーンポーンくらいのリズムで少しづつポーンを伸ばしていく感じで。

 

足は自然に両側に開いて乗ることが可能になりました。

 

ここまで約一時間弱。

 

最後に、ポーンの後に足を開いていたのを、その足をペダルに乗せる。

ペダルに足を乗せたら、地面に着地のような感覚までできるようになりました。

 

後は踏み込むだけ。のところで、疲れたので終わりにしようと思い、最後にイメージトレーニングで大人が支えながらの自転車気分を5分程度体験して終わり。ペダルを踏み込む体験をしました。

 

そして翌日の朝。

 

イメージトレーニングが功を奏したのか、一日間を置いたので頭の整理が出来たのか、

勇気も出たのか、私より30分ほど先に父親と二人で公園に行った娘は、私が公園についた時にはスイスイと自転車に乗っていました。

 

この『いつまでも乗ろうとさせない練習方法』。とってもおすすめなので、ぜひやってみてください。

 

まとめ

1、自転車をまたいで歩く。

2、サドルに座って歩く。

3、サドルに座って足を浮かせる時間を少しづつ伸ばす。

4、浮かせた足をペダルに少しでも置く。

5、自転車に乗る事と、ペダルを踏み込むイメージを体に体験させる

    一日おく

6、昨日と同じことをしてみようと、特に自転車に乗ることを強制せずに気分に任せてみる。

 

大人は見守る程度でよい、自転車の練習方法でした。

 

慎重な性格の娘の場合一日間を置いたのですが、お子さんの性格で時間的なものも個人差が出てくると思いますが、やってみる価値はあるかと思います。