熊本の旅 ~山鹿の不動岩~

先日、時間があったので、熊本県山鹿市にある不動岩というのを見に行ってきました。

 

目次

 

 

不動岩とはどこにあるのか。

今回いった不動岩は、熊本県の北側、山鹿市というところにあります。

山鹿市の山の中腹にあるその岩は、5億年以上も前の古生代の『変はんれい岩』からできたものらしいです。

5億年以上も前というのは、日本列島の形も出来ていない時代になるそうです。

 

岩の見た目。

山の中腹にあるその岩は、表面が小さなぶつぶつがたくさんあって、一つのかなり大きな岩にしては大きすぎるほどにそびえ立っていました。

 

この不動岩は、いわゆる「さざれ石の巌」となったものだそうです。

 

さざれ石の巌(いわお)って何?

どこかで聞いたような?と思いますよね。

 

日本国国家「君が代

 君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌となりて こけのむすまで

 

歌詞に出てくるこの「さざれ石の巌」

すごく長い時間をかけて崩れて海に流されて、海水の中で丸い小石や砂になっていきます。この小さな石や砂がさざれ石。小さなさざれ石が海のそこでどんどん重なって重なって重たくなって強い圧力のもと大きな石になったものが、「さざれ石の巖」だそうです。

 

壮大な話ですよね。

 

山鹿の不動岩の写真

山鹿の不動岩

「さざれ石の巌」のわりに大きすぎる!!!

そしてこの不自然に縦に長く立っているこの不動岩。

単純に落ちてこないのか怖いです。

 

不動岩の情報

 

yamaga-tanbou.jp

 

とても美しいところでした。

 

改めて国歌「君が代」の壮大さを感じる

 

私が育った世代は、小学校の時に国歌を歌いたくなければ着席をして歌わなくてよいといわれていた世代です。

 

その後、時代の流れで、各スポーツの世界大会などで日本のチームや選手がトップクラスで活躍するようになり、国歌が世界中で流れる機会が増えてきました。

 

そして、日本人選手が日本を背負ってプレイをする事や、国歌や国旗を歌い見上げる姿に素晴らしさを感じるようになった世代です。

 

改めて歌詞と「さざれ石の巖」を見上げると、日本のみならず地球規模で、これらの「さざれ石の巖」に苔がむすまで、平和が続くことを願います。